私が開業医になったきっかけ
現在の吉田医院を開業する以前、私は近畿大学付属病院第一外科に所属し、主に消化器癌が専門の外科切除を行う癌治療の最前線で働いていました。
皆さんもよくご存知と思いますが、現在西洋医学でがん治療といえば、いわゆる手術による外科療法のほかに抗癌剤を用いた化学療法、患部に放射線を当てる放射線療法があります。西洋医学の世界ではこれらを組み合わせて行うのが通常です。私も外科切除レベルを超えた患者さんには抗癌剤治療も施していました。
こうした西洋医学における癌治療を続けるうちに、私自身、やりきれない思いに直面することが多くなってきました。それは西洋医学の限界に突き当たってしまうということです。先ほど申し上げた三大治療には私をがっかりさせる要因が少なからずありました。
まず外科療法は、癌の患部そのものを切除するわけですから、痛みがあることはもちろん、末期の方などは体力的に問題があることが多いのです。また女性で乳癌や子宮癌の方にメスを入れ、取り除くということには肉体的な苦痛以外に精神的な苦痛が伴います。私も何度か開腹したものの、何もせず閉じなければならなかったことや、手術前日に「まだ手術に踏み切れない」と延期を懸願されたこともありました。
化学療法は主に抗癌剤による治療です。多くの方がご存知のように激しい副作用を伴うことがあります。ご本人をはじめ、その姿を見る家族にとっても「どうしてもやらなければならないのか」といった思いがあるのでしょう。私も幾度となく抗癌剤治療の中止を求める声を聞きました。癌細胞だけでなく、正常細胞まで壊してしまうことで、免疫力が低下してしまうことがあります。またガン細胞自身が抗癌剤に対する免疫をつけてしまうこともあり、そうなるとより強い抗癌剤、新しい抗癌剤ということでいたちごっこになる場合があります。
最後に放射線治療ですが、ガン細胞に直接放射線を充てて、死滅させます。切除困難な癌に対して実施される場合が多いのですが、放射線を充てることによって骨髄抑制と放射線性肺炎などの問題点が出る場合もあります。
もちろんすべての癌に有効な手法などないことは私自身よく知っていましたが、西洋医学の壁ともいえる状況にぶつかるたびに悔しい思いをし、また正直なところ心身ともに疲れ始めていました。
そのころ私は臨床医と並行して癌の研究をするようになりました。何とか西洋医学の壁を突き破ろうと思ったのです。研究の内容は大腸がんの発生要因を突き止めることによって、新たな治療法が生まれるのではないか、といったものです。この癌の遺伝子研究が認められて医学博士の学位をとることができました。
今も遺伝子治療は盛んに行われています。限界があります。やはり予防医学によって癌にならない体作りを提唱していくのが私の使命であるという志を持つようになりました。癌にならないような生活習慣を患者さんに植え付ける、ある岩党員でも実施している癌の早期発見で癌を治していく、これが今の吉田医院を開業するきっかけにもなった私の癌治療に対する最善策でした。
現実と理想の狭間で
私は開業当初、自分の理想とした治療ができることに胸を躍らせていました。これで予防医学を普及させ、病気にならない生活を指導することができると意気込んでいました。「タバコを吸ってはいけません」、「こうした生活習慣をつけなさい」など、いわゆるホームドクターとして患者さんの指導、治療に当たるのが一番自分に合っており、充実した診療ができると思っていました。
ところが開業して時間がたち、患者さんが増えてくると、西洋医学の治療の限界を超えた患者さんがそこにいることに気付くことになります。私の思っていた以上に、「壁」はすぐそこにあったのです。例えばエコー検査をしたら肝臓に影がある、大腸を調べてみたら進行性の大腸癌が見つかる、あるいは胃癌で腹水がたまっている、といったような状態です。またそこに突き当たってしまった私は、壁に突き当たりたくない、避けてきたつもりがまた出会ってしまったという思いで、無力感に襲われました。「なんとかしてあげたい」という思いとは裏腹にどうしようもないやるせない気持ちが、私から自身を奪っていきました。
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フコイダンとの出会い
そんな時ある人から、「癌治療に使えそうな面白いものがある。一度試してみてはどうか」ということで紹介されたのがフコイダンでした。医師としての私の悩みを知っていた人物からの紹介だったので、嬉しい反面、正直に言えば「ああ、代替医療のものか」というのが第一印象でした。というのは私自身、代替医療と呼ばれていたものについては全く興味も示しませんでしたし、意味のないことというふうに捉えていたからです。
大学病院勤務時代に西洋医学の限界を超えた症状を持つ患者さんのベッドの横で代替医療のことについて幾度となく聞かれたことがあります。どこどこのアガリクスやプロポリスなどはどうですか、飲んでも問題ないでしょうか、といったようなことです。そのときにいつも私が言っていた言葉があります。「何でも可能性のあるものはやってみなさい」。そういう医者は結構多いと思います。「後で悔いが残らないように精一杯やりなさい」。これだけを聞くと非常に理解のあるいい医者のように聞こえることでしょう。
ところが、今思えば、頭の中が西洋医学のことしかなかったので、逆説的にそのような発言をしていたように思えるのです。そのとき私は西洋医学の限界を超えるような代替医療はないと思っていたのです。要するに心理的なもの、患者さんがすがるものがあった方が気休めになるのでは、という感じでした。代替医療をやるここは決して悪いことではないというぐらいのイメージだったのです。患者さんには言いませんでしたが、頭の中ではこれでよくなるとか、治ることはないだろう、とさえ思っていました。
ですから最初にフコイダンを紹介されたときも同じような気持ちが心をよぎったのです。いくら紹介されても一般のホームドクターとしては使いにくいと思ったのです。ところが、その人物からフコイダンの作用機序(メカニズム)を聞いたところ、これまで自分が培ってきた研究分野と非常に近いものがあったのです。そうした共通点を見いだすうちに「これはひょっとしたら・・・」という気持ちになってきました。その人物が帰ってから私はこれまでに何度となく読み返していた癌学会のレジュメの中からフコイダンに関する記事を読み直してみました。これまで参考程度に読み過ごしていた内容が、すっと頭の中に入ってくるのがわかりました。私はすぐにフコイダンを治療に使用することを決断して、あるひとりの患者さん(肺がん末期の方)にお願いして、実際に試してみることにしたのです。
結論からいいますと、フコイダン治療をお願いした患者さんは1ヶ月後の受診で驚異的な改善を見せ、効果を確認することになってしまったのです。検査による腫瘍マーカーの値が大幅に下がり、副作用がないばかりか、その即効性も目を見張るものでした。私の中ではそう簡単に腫瘍マーカーの値が下がらないということを自認しているだけに、それはまさに青天の霹靂でした。私がフコイダンは近々いわゆるスーパー抗癌剤になるという可能性を実感した瞬間です。
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フコイダンとは?
ここで少し「フコイダンとは?」、「フコイダンに認められる効果は?」といった質問に答えることにします。
フコイダンというのはモズクやメカブ、コンブなどの海藻類に含まれるヌルヌル成分の中にある多糖類のことを指します。ヌルヌル成分にはアルギン酸やラミニンなどが含まれていて注目を浴びています。それぞれコレステロール吸収の抑制作用、高血圧作用などがあると判ってきています。フコイダンもこもヌルヌル成分に含まれる成分で、海草の種類によっても違うのですが、モズクの場合はフコース、硫酸基からほぼ成り立っています。
フコイダンに関して現在言われている作用は大きく分けて3つあります。まず第1に癌細胞の自滅誘導作用、いわゆるアポトーシス誘導作用です。第2に新生血管抑制作用、これはいわゆる腫瘍の兵糧攻めです。第3番目には免疫強化作用、これはガン細胞と戦う正常細胞、マクロファージやNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化させます。こうした特徴がフコイダンにはあるといわれています。
この3つの作用のうち、私が特に注目したのは癌細胞に対するアポトーシス誘導作用でした。通常の細胞であれば古くなった場合、自滅スイッチが入り、細胞の生まれ変わりが起こります。これをアポトーシスといいます。ところが、癌細胞は異常の蓄積により自滅スイッチの機能が作動しなくなり、増殖を繰り返していくのです。ですからガン細胞がアポトーシスを起こすのであれば、これはすなわち癌細胞の正常細胞かを意味することとなります。
もう少し詳しくフコイダンのアポトーシス作用を説明することにします。身体に入ったフコイダンはすばやく癌細胞のもとにたどり着きます。(この原理については後ほど説明いたします)。そしてガン細胞に接触したフコイダンは細胞膜にある自滅スイッチを押します。癌細胞の核にその信号が送られてDNAが破壊されます。これで癌細胞が死ぬことになりますので、今度は新しい正常細胞の生まれ変わりを待つだけとなります。
もし、この自滅スイッチを押してもDNA破壊が起こらず、癌細胞が生きたままだったらどうなるでしょう。フコイダンのすごいところはここで再び2次的な攻撃をガン細胞に仕掛けるところにあります。2次的攻撃とはフコイダンが細胞膜を突き破って、DNA破壊を引き起こすというものです。このことは三重大学の研究で明らかになっており、癌遺伝子の研究をしてきた私にとって注目せざるをえらい点となりました。
このことを簡単に日常生活に置き換えて説明しますとこんな感じになります。まずつきっぱなしのテレビを思い浮かべてください。通常、リモコンで簡単にテレビの電源は切ることができます。これが自滅スイッチのきちんと働いている正常な状態です。
しかしリモコンをいくら押してもテレビが消えない状態になったとします。これがまさしく癌の状態ということになります。このときフコイダンであるあなたはテレビの電源を切るために、テレビに近づいて主電源のスイッチを押します。これが先ほど述べました1次攻撃にあたる訳です。通常、これでテレビの電源は消えることになります。
ところが主電源のスイッチを触っても、つきっぱなしだとします。フコイダンであるあなたはテレビの裏側へ回って、コンセントを抜いてしまうのです。こうすると必ずテレビの電源は消えます。これがフコイダンの2次的攻撃です。癌細胞の核となる場所を直接たたく、これがフコイダンの有効性なのです。
ではフコイダンが癌細胞にたどり着かなければ全く意味がないのか、という声が聞こえてきそうです。私はこの点についても仮説を立てております。フコイダンが体内に入った場合、癌細胞に急速にたどり着くのだろうというものです。それは癌細胞が非常に貪欲で栄養吸収をすばやく奪い取ることと大きく関係しているのではないか、ということです。
癌は分裂を繰り返す過程で栄養、特に糖をかなり欲しがっています。このため糖を体内に入れてしまえば、急速に癌細胞が吸い寄せてしまうのです。この原理を応用して癌の発見に用いられているものにPET(陽電子放射断層撮影)というものがあります。PETは陽電子を放出する放射性同位元素をブドウ糖にくっつけて血液内に流し込み、癌のありかを見つけようというものです。大規模な装置が必要で、まだ日本でもこの検査方法を利用できる場所は多くありませんが、転移や再発など小さな癌でもほぼ正確に見つけrくぁれるということで現在非常に注目されている検査方法です。
実はフコイダンも多糖類という糖質でできています。単糖類なって吸収され、体内に入り、栄養素として取り込まれます。先ほどのPETの考え方に基づいて言えば癌細胞は糖であるフコイダンを真っ先に見つけ、吸い寄せることが容易に想像できます。そうすると先ほど説明しましたアポトーシス誘導作用が非常に起こりやすい状態になるのです。このことに気づいたとき、私の中でフコイダンに対する疑心暗鬼な気持ちはすっかり薄れ、必ず効果が出るはずだという確信めいたものを感じたのです。
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超低分子化が運命を変える
フコイダンはよく直接患部に接触しなければ効果がないといわれています。例えば、喉頭癌、舌癌、食道癌、胃癌、大腸癌等に効果が見られることがわかっていますが、それ以外の部位の場合、フコイダンが直接触れないわけですから、効果が期待できないといわれていました。私はその点については危惧していましたが、それを解決するキーワードがありました。
それは超低分子化です。吸収率を高めるためには、フコイダンの分子量を小さくすれば、体内に効率よく入り込み、直接触れる部分以外でも血管を通って、患部・腫瘍にたどり着きやすくなるのです。フコイダンを飲用すると病変部が熱くなる、体温が上がるということを聞きますが、これがまさしくこうした状況を言い表しているのだと思います。
吸収力を高めるということは非常に重要なことです。いくら良質のフコイダンだとしても体内に吸収されなければ、当然腫瘍細胞まで行き着かないわけですから意味がありません。胃腸の弱った方やお年寄りでも吸収力が高まるようにするにはフコイダン自身を低分子化することが重要なのです。分子量が大きくて体内に5%程度しか取り込めないようですと、いくらフコイダンをとってもその5%分の価値しかありません。ですから内容量はもちろん重要なのですが、それ以上に低分子加工されているかどうかが重要なファクターになります。低分子化の技術があれば、先ほど申し上げた以外の部位に関しても効果が認められるはずなのです。
このことは私が実際に最初にフコイダンを処方し改善された方が肺癌の方だったことでも証明できると思います。肺癌は当然消化器系ではありませんから、今までの考え方であれば、フコイダンによって腫瘍が小さくなることは考えられないはずです。しかしながらフコイダンを投与している間、抗癌剤やそのほかの治療法などを行っていないにも関わらず腫瘍マーカーの値が下がり、画像データ上も腫瘍が小さくなっていたのです。これはフコイダンが吸収されてガン細胞を死滅させていることに他ならないのです。
私の今までの経験ですが、163人の末期がん患者にフコイダン治療をやったところ、結果として2週間から1ヶ月の間にほぼ100%近いQOL(クオリティー・オブ・ライフ=生活の質)の改善がみられ、さらには癌腫瘍マーカー、LDH等の上昇率の低下及び維持を認め、癌に作用していることは確実と思われます。これまでの症例を見る限り、臓器内腫瘍に限って言えばかなりの確立で休眠状態が認められる、と確信しています。フコイダンが血管を通って腫瘍に行くわけですから、血管が通っているところであれば、間違いなく癌に対するアポトーシス誘導を起こすと考えられます。
私が実践するフコイダン療法
ここまでお読みいただいて、私がフコイダンを信じることになった経緯、またフコイダンが優れていることは確信せざるを得ない状況証拠をご覧いただけたことと思います。ではここで当院が実地しているフコイダンによる治療方法についてお知らせします。
当院はダッシュ療法と名づけたフコイダンによる癌細胞の初期根絶療法を行っています。これまでお話したとおり、フコイダンが腫瘍までたどり着けばアポトーシスを引き起こすわけですから、あとはフコイダンがたどり着きやすい部位かどうかを確認し、腫瘍の大きさ、現在のステージレベルに合わせて、処方量を変えていくということが重要になってきています。ですからまず最初に効果判定に有効と思われる血液検査、画像診断を実施します。ここで癌の原発部位や進行で似合わせた処方量を決定します。
私は初期段階で癌細胞をたたくことが重要だと考えています。ゆっくりじっくりというのは癌細胞の進行度合を考えると決して得策とはいえません。まずフコイダンを大量に取り入れて、癌の進行をとめてしまうのが重要です。副作用がないのですから、患者さんの身体的苦痛も少ないので、これは是非実践したいところです。まず癌細胞の進行をとめ、アポトーシス誘導させるぐらいの量を飲用すること、これがダッシュ療法の考え方です。ダッシュ療法のメリットは即効性があるということです。これは超低分子で吸収性がよいフコイダンを使うことによってのみ実現できるのです。
もちろん大量飲料するわけですから、十分なインフォームド・コンセントが必要ですし、患者さんやご家族の理解が必須です。現在当院が使用しているフコイダン飲料は決して安価なものではないので、効果が認められないまま継続的に使用していくことは大きな問題となります。そのため、当初処方してから1ヶ月後に再度検査を行うことによって、今後の方針を再び、患者さんとお話させていただくようにしています。効果が全く認められない場合は先ほど申し上げた理由から直ちに中止を指導します。これはこれまでの代替医療になかったやり方だと自負しています。現在のところ、効果が認められる方ばかりですので実際に中止に至った例はありません。効果が認められる方には処方量を再度確認し、有効最低維持量を決定し、継続を促しています。
当院のフコイダン治療法の特徴としてはあくまでもフコイダン単独での治療を心掛けています。この理由としてはいろいろなものを混ぜ合わせると、何を増やしていいのか、何を減らしていいのかわからなくなることがあります。要するにたくさん併用すると効果判定がしにくいわけです。それが結果的には量の選定を難しくさせ、患者さんの経済的負担も増えることになるからです。その代わりではありませんが、初期大量効果判定法を利用し、効果を上げることに努めているのです。
現にフコイダンを少量ずつ摂取してしまい、本来なら効果がみとめっられるべ来患者さんが効果を確認できずに止めてしまっているということがあるのなら、それは非常に残念なことです。多少の経済的負担があっても初期段階においては効果を認める量を摂取しなければいけません。その人にあった寮を選定し、飲用しなければ意味がないのです。
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後悔なき選択をするために
もちろん私は西洋医学を学び、その恩恵を十分に理解しています。ですから癌治療においては早期発見、早期治療が最重要であると今でも考えています。しかしながら西洋医学ではどうしようもない状況で、延命治療的なものだけを行い、担当医自身もあきらめているにもかかわらず患者は入院だけをしている言う状態はやはり納得のできないものです。これは費用的な負担、QOL的負担もあります。こうしたことを解決していかないと本当の意味での代替医療(もちろん西洋医学的にも解決していかなければならない問題ですが)とはいえません。できるだけ経済的にも精神的にも負担なく、治療を続け、快復されることを願っています。
私は今後も地域密着型の医療を続けていきます。ホームドクターとして今後も在宅診療を行い、地域社会の役に立っていきたいと考えています。その私がウソやまやかしを言うとどんなことになるでしょう?今まで培ってきたものが台無しになってしまいます。これまで私の医院に通っていただいた方からの信用は丸つぶれです。私にとってそんな怖いことはありません。ですからもしフコイダンがまゆつばなものであるのなら私はこのようなレポートを書くことは決してできなかったのです。このあたりをご理解いただければ、おのずといま末期患者の癌治療に何が必要か、お分かりいただけると思います。
当初当院に来られたときは医者にも見離されて、精神的に落ち込みが激しい患者さんが多いですが、フコイダン治療によって手助けができれば、という気持ちになります。そうした方の中からすでに社会復帰されている方が多数出ているほか、来院している方も待合室で笑顔を浮かべたりしている光景を見ると、非常に嬉しいと感じます。西洋医学の壁をやっと乗り越えられるのではないか、という気持ちになることさえあります。しかし医療というものはそれほど単純なものではありません。患者さんの立場に立ってみれば、不安な気持ちというものは拭いきれないものです。医師としてそのあたりをきちっと心にとめておかないと自分の医療も、またすべての医療もだめになってしまうと肝に銘じています。
おそらく10年後、20年後、私の実践している療法は癌治療の主流になっていると思います。このレポートおもそのころには当たり前の内容となっているでしょう。自分の病態が西洋医学の域を超えていると思われる方は、西洋医学でどうにかしようとする医師には期待できるものではないかもしれません。一歩踏み出して是非当院の扉を開けてみてください。セカンドオピニオンとして適切なアドバイスをさせていただきます。
私の癌治療に対する挑戦が始まったばかりです。外科医として癌治療に当たっていた私がフコイダンによる治療をしていることは自分でも不思議です。ですが、副作用の心配がなく、長期入院することを考えれば経済的な負担も低いわけですから、この療法が適切であると思われる患者さんには積極的にご案内させていただきたいと思います。
最後になりましたが、癌を治すのは、私をはじめとする医師や医療そのものではありません。患者さん自身なのです。ですからこれから人生を力強く歩み続けるためにも後悔なき選択をしてください。
癌と向き合う後悔なき選択 完
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